LINE公式アカウントでできること
LINE公式アカウントの便利な各種機能や料金プランをご紹介します。それぞれの機能の役割を理解し、効果的にLINE公式アカウントを運用しましょう。
『LINE公式アカウントを作ったよ!でもどんなことができるのかいまいちわからなくて💦』
『大丈夫だよ!LINE公式アカウントでできること、機能の説明をするね!』
LINE公式アカウントには、メッセージの一斉配信からチャットでのコミュニケーション、クーポンなどの販促機能や分析まで、さまざまな機能があります。今回は、LINE公式アカウントでできることをご紹介します。
メッセージ配信
メッセージ配信は、テキスト・スタンプ・画像・動画・ボイスメッセージのほか、リッチメッセージ・カードタイプメッセージ・リッチビデオメッセージ・クーポン・リサーチのいずれかを選択して配信する機能です。
リッチメッセージ
リッチメッセージは画像やテキストを1つのビジュアルにまとめて配信するメッセージ形式で、リンクを設定することもできます。テキストだけではわかりにくい情報を画像と一緒に伝えることで、視覚的に分かりやすく、伝えることができます。テキスト情報が長文になる場合など、知ってほしい情報だけを視覚的にぱっと分かりやすく配信したい場合に有効です。
画像引用元:https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/technique/20180918-01/
カードタイプメッセージ
カードタイプメッセージは、伝えたい情報や紹介したい情報がいくつかある場合、複数コンテンツを1つにまとめて送信に活用できます。カードタイプは4つあり、プロダクト・ロケーション・パーソン・イメージの中から、それぞれ配信したい内容に合わせて選択します。
画像引用元:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/
リッチビデオメッセージ
リッチビデオメッセージは、配信した動画がトーク内で自動再生され、再生終了後にユーザーをリンク先へ誘導することができるメッセージ配信機能です。さまざまな動画形態に対応しており、縦型・横型・正方形型など動画をメッセージとして送信することができます。
画像引用元:https://campus.line.biz/line-official- account/courses/features/lessons/richvideomessage
ステップ配信
ステップ配信は、友だちになったユーザーに対して、あらかじめ用意した内容、タイミング、期間でメッセージを自動配信できる機能のことです。ユーザーの属性情報に合わせてメッセージ配信を設定することも可能です。
チャット機能
LINEと同じようにユーザーひとり一人と手動でやりとりを行う機能に加え、指定したキーワードをユーザーが送信すると、自動で返信する自動応答機能があります。
チャット機能を活用することで、ユーザーとの密なコミュニケーションや問い合わせにかかる時間や対応の手間を軽減、削減することができます。
画像引用元:https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/technique/20190830
クーポン機能
クーポン機能は、ユーザーが店舗で利用できるデジタルクーポンを配信できる機能です。来店した際にクーポン画面を提示することで、クーポンに掲載された割引やプレゼントなどの特典を受けることができます。友だち限定のお得情報として活用できます。
画像引用元:https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/technique/20190926/
ショップカード機能
ショップカードは、来店した時や商品購入時の特典を付与できる無料のポイントカードです。ショップカードのポイント数やポイント付与の条件、ポイントが溜まった時の特典などが設定できます。
画像引用元:https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/technique/20190627-01/
リサーチ機能
リサーチ機能とは、投票形式やアンケート形式などでユーザーの意見を集めることができる機能です。サービスの向上、改善ポイントの収集、サービス満足度、認知度調査のために活用できます。
画像引用元:https://campus.line.biz/line-official-account/courses/features/lessons/research
LINE VOOM
LINE VOOMは、ショート動画などが楽しめる動画プラットフォームです。投稿には「いいね」「コメント」をすることができ、ユーザーとのコミュニケーションの場として活用できます。また、LINE公式アカウントと友だちになっていないユーザーにもみられるためアカウントのさらなる認知拡大が期待できます。
画像引用元:https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/linevoom/insight/
分析機能
前述したクーポンやショップカードの利用状況を分析するだけではなく、友だち数、友だちの属性、どのような経路で友だち追加されたか、メッセージ配信の開封数やクリック数などさまざまなデータを確認することができます。
LINE公式アカウントの料金プラン
LINE公式アカウントは初期費用をかけることなく、月額無料のプランから始めることができます。プランには配信数などの上限があるため、上限を超えて利用したい場合は、有料プランへの切り替えが必要になります。プランは下記の3種類です。
料金プランの種類
コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定費(税別) | 0円 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ通数(月) | 200通 | 5,000通 | 30,000通 |
追加メッセージ料金(税別) | 不可 | 不可 | ~3円/通 |
「コミュニケーションプラン」は無料で月の配信数は200通まで、200通を超える配信をした場合、追加メッセージは配信できません。アカウントを開設したばかりで友だち数があまりいない場合や、まずは試しに、友だち少人数で運用をしてみたいという方におすすめです。
「ライトプラン」は月額5,000円で、月の配信数は5,000通まで、コミュニケーションプラン同様追加でメッセージ配信をすることはできません。友だちが増えてきたタイミング、月間の配信数が5,000通を超える場合などにプランの変更をおすすめします。
「スタンダードプラン」は月額15,000円で月の配信数は30,000通です。配信数が30,000通を超えた場合は、1通3円で追加配信ができます。友だち数、配信回数も増え、メッセージ通数も30,000通近くなってきた場合などプランの変更をおすすめします。
料金プランは月単位でアップグレード・ダウングレードすることが可能です。アップグレードは月中適用、ダウングレードは申請した翌月適用です。セールやイベントがある時期で、メッセージ通数を増やしたい月と閑散期で配信数が少なくなる月を区別してプランを変更できるので柔軟な運用が可能です。
メッセージ通数にカウントされるもの・されないもの
LINE公式アカウントではさまざまなメッセージ配信機能がありますが、すべてがメッセージ通数としてカウントされるわけではありません。メッセージ配信をしてもカウントされないものもあるので種類を理解しておきましょう。(どの料金プランでも共通です)
≪カウントされるメッセージ種≫
・メッセージ配信(絞り込み、ステップ配信などを含む)
・Messaging APIの「プッシュメッセージを送る」「マルチキャストメッセージを送る」「ブロードキャストメッセージを送る」機能で送ったメッセージ
≪カウントされないメッセージ種別≫
・チャットの送受信
・チャットとして扱われる応答メッセージ、AI応答メッセージ
・Messaging APIの「応答メッセージを送る」機能で送ったメッセージ
・あいさつメッセージ
支払方法の登録方法と料金プランの購入方法
では、有料の料金プランを利用する方法をご紹介します。初めに、支払方法の登録を行ってから、月額プランの購入を行います。PCから設定する場合は「Web版管理画面(PC)」、スマートフォンから設定する場合は「スマートフォンブラウザ向け購入画面(Web Store)」から操作を行います。
※管理アプリからは支払い方法の設定、月額プランの購入ができませんのでご注意ください。
LINE公式アカウントを有効活用する
ここまでLINE公式アカウントの機能や料金プランについて紹介してきましたが、実際にどのように運営していくかイメージはつくでしょうか?
LINE公式アカウントを開設しただけでは効果的に活用することはできません。まずは、友だち数を増やしていくこと、メッセージ配信を継続して行っていくこと、配信結果を分析して効果検証を続けていくことが大事です。
友だちを増やしていくためには、店頭で友だち追加を促す声かけや友だち追加のQRコードを掲示する方法や、Webサイトやメルマガ、運用しているSNSで告知していく方法もあります。
広く新規顧客を増やすためのLINE広告、友だち追加広告という手段もありますので、アカウントを知ってもらう方法を模索していきましょう。
メッセージ配信は、継続して行っていく必要がありますが、配信の頻度としては週に1回程度がいいと言われています。しかし最初はどんな配信をしたらいいのかわからない、自社で配信を継続して行っていくのが難しいなどさまざまな課題が出てくる企業、店舗の声もあります。
そこでおすすめしたいのが、アカウントを運用サポートし一緒に成長させていくブレイクスルーのサポートです。ブレイクスルーでは、LINE公式アカウントの導入から、メッセージの配信代行、配信結果の効果検証などの運用支援まで行っています。
実際にLINE公式アカウントを開設してどのような運用ができるのか、どんな配信がいいのかなど事前の相談も受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。