【LINE公式アカウント】応答メッセージの使い方と活用法
LINE公式アカウントには、友だちからのメッセージに自動で返信する応答メッセージ機能があります。本記事では、応答メッセージとは何か、その種類とメリット、使用時のポイント、および活用法についてご紹介します。
『LINEの応答メッセージってどんなことができるの?』
『友だちからメッセージが送られたら自動で返信したりいろいろ活用できるんだよ!』
LINE公式アカウントの応答メッセージとは?
応答メッセージは、友だちからのメッセージに自動で返信する機能です。ユーザーがメッセージを送信した際、即座に応答できるため、待ち時間を減らし、スムーズなコミュニケーションが可能です。応答メッセージには「一律応答」と「キーワード応答」の2種類があります。
応答メッセージの種類
一律応答メッセージ
すべての友だちからのメッセージに対して、同じ内容のメッセージを自動で返信する機能です。特定の情報を一括して伝えたい場合に便利です。一律応答は、管理画面で「一律応答」を選択し、返信メッセージの内容を作成します。
設定できるメッセージ内容は、テキスト、画像、リッチメッセージ、カードタイプメッセージ、動画、クーポン、リッチビデオメッセージ、スタンプなどがあり、最大5つの吹き出しを設定可能です。
キーワード応答メッセージ
あらかじめ設定したキーワードに対応するメッセージを自動返信する機能です。キーワードは最大30文字で、1つのメッセージにつき最大51個まで設定可能です。作成できるキーワード応答メッセージは最大1,000件です。
よくある質問に対する回答をキーワード応答メッセージとして設定することで、問い合わせ対応の時間と労力を削減できます。詳細は下記の見出し『応答メッセージを利用する際のポイント>キーワード応答」と「チャットは併用可能』でご確認ください。
応答メッセージを活用するメリット
1.人件費削減
応答メッセージを活用することで、手動での返信が不要になり、人員を削減することで人件費を節約できます。これにより、他の業務に注力できるようになります。
2.配信コストの削減
応答メッセージは、メッセージ配信の通数にカウントされないため、配信コストを抑えることができます。個別の自動応答での対応が可能になれば、コストを削減しつつ満足度の高いサービスを提供できます。
3.即時レスポンスが可能
忙しい時間帯や営業時間外でも、応答メッセージを設定しておくことで即時に返信できます。自動と手動の応答を適宜切り替えることで、ユーザーのニーズに迅速に対応できます。
応答メッセージを利用する際のポイント
1.キーワード応答は完全一致が必要
キーワード応答は、ユーザーが送ったメッセージと設定したキーワードが完全に一致する場合にのみ自動返信されます。例えば、「営業時間」というキーワードを設定している場合、「営業時間は?」と送信されても一致しないため、自動返信されません。関連するキーワードを複数設定することをおすすめします。
【キーワード設定の例】
●営業時間
●営業時間は
●営業時間は?
●営業時間いつ?
2.「キーワード応答」と「一律応答」の併用
キーワード応答と一律応答は併用可能です。設定したキーワードに一致するメッセージが送られた場合はキーワード応答、それ以外の場合は一律応答が適用されます。
3.「キーワード応答」と「チャット」の併用
応答メッセージとチャットは併用できます。応答メッセージが先に反応し、その後必要に応じて手動チャットに切り替えることが可能です。設定方法については、別コラム「LINEチャットの設定方法」(後日公開)をご覧ください。
応答メッセージの活用法
1.営業時間外の対応
営業時間外や定休日に応答メッセージを設定しておくことで、簡単な質問に対して自動で対応できます。営業時間内は手動チャット、営業時間外は応答メッセージでの対応が可能です。
2.リッチメニューとの組み合わせ
リッチメニューと応答メッセージを組み合わせることで、ユーザーに対して効果的に自動返信できます。リッチメニューをタップすると、それに対応する応答メッセージが送信される設定も可能です。
3.カードタイプメッセージとの組み合わせ
カードタイプメッセージのボタンをタップすると、自動で応答メッセージが送信されるよう設定できます。これにより、ユーザーに対してスムーズな情報提供が可能です。
以上がLINE公式アカウントの応答メッセージの使い方と活用法です。応答メッセージを活用してLINE運用を効率化し、ユーザーに有益な情報を提供したい方、もしくは運用にお悩みの方は、ぜひブレイクスルーにご相談ください。
ブレイクスルーでは、アカウントの開設からメッセージの代理配信、運用サポートまで幅広く対応しています。お気軽にお問い合わせください。